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京都の着物職人★金彩加工の工房見学まとめ!【二鶴工芸】

お着物はお好きですか?大奥などの昔のドラマや映画を観ると、金箔を施したゴージャスなお着物がよく登場しますよね。今回はそんなお着物に金箔を施す金箔加工職人さんの工房に行ってきました。

 工房ルポ

こんにちは。ライターの藤川です。今回は、京都の金箔加工「二鶴工芸」さんの工房に行ってきました。昔の権力者の妻などが好んできていた金銀色とりどりの華やかなお着物。現在では、振り袖や訪問着などに金箔工芸が施されています。

金箔加工に使われる金箔は純金で、こんなに薄いシート状になっています。ピンセットは竹製で、静電気を防ぐためだそうです。

銀箔も使われます。金箔と同じく薄いシート状です。

銀箔に着色したカラーサンプル。金・銀だけでなく、いろんな色があるのですね。それでは、実際の作業を見ていきましょう。

これから付下げのお着物に加工を行います。まずは加工したい部分をカットしていきます。

箔を貼る方法は2種類あるのですが、こちらは既にのりが付いていて張り付きます。

のりの部分に銀箔を貼っていきます。

すこし大きめに、銀箔を貼り付けます。

ブラシで余分な銀箔を取り除いていきます。

さらにブラシの付いたクリーナーで吸い取っていきます。

続いて金箔を散らします。竹筒に入って、さまざまな種類のものが用意されています。

中に入ってるのが散らす金箔です。

竹筒の中をかき混ぜるようにして金箔を散らしていきます。

だんだんゴージャスになってきました。

お着物の一部が完成です。豪華ですね!この技術を駆使して、現在はいろんなところで金箔加工が活かされています。

例えば、こちらはお皿に金箔を施した作品です。裏側から金箔が貼られています。

豆皿です。ピンクのお皿は特に華やかですね。

デニムに金箔加工の技術を使った作品です。のりに金箔を混ぜて描くのだそうですよ。

ホテルや旅行会社とコラボして作られた作品です。金箔加工はコラボのお仕事も多いようです。

紋章を金箔加工することも。金の紋章ってよく見かけますよね。

金箔加工技術は中国から入ってきて、日本でアレンジされ、洗練されていきました。江戸時代に贅沢禁止令がでて、金箔を施した着物が減退し、代わりに友禅染が主流になっていきいます。その後、明治時代になって華やかな金箔加工が復活。

お着物は子供から孫へと世代を超えて100年以上先でも着ることができます。よく考えるとすごい衣類ですよね。金箔加工も着物と同様にメンテナンスを施しながらほぼ永久に美しさを保つことができます。

そんな半永久スパンのお仕事をされている二鶴工芸の職人の上仲昭浩さん。作品はショップやホテルなどの他、あちこちのネットショップでも販売されています。本日は知られざる世界を見せていただきありがとうございました。

 まとめ

いかがでしたか?昔からさまざまな賞を獲られている職人さんです。工房はアットホームな家族経営で、お父様とお母様もとても優しい方でしたよ。年明けには京都市内で工芸のグループ展が行われます。本物の作品を見に、ぜひ足を運んでみて下さい。

 基本情報

二鶴工芸

電話  075-314-7579

時間  9:00~18:00(日・祝休)

二鶴工芸のサイト

オンラインショップ

 

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